看護学科の基本的な考え方は、「人間」「環境」「健康」「看護」をどのようにとらえるかにあります。カリキュラムはこれらを具体化して構成されています。
加えて本学では、関連して学ぶ複数の科目を「コース」と呼び、学科ごとに専門基礎分野科目と専門分野科目の連携が図られるよう、両分野を縦断する形で設定されています。各コースにはコース・コーディネーターを配し、全開設科目が大学の教育理念、教育目標を反映させた科目運営を行うとともに、円滑な履修の助けとするための仕組みを整えています。
さらに【H25カリキュラム】からは学科を横断して統合した「IPE(Ibaraki inter-professional education)コース」を設定しています。
このように「コース」とは、複数のコースからどれかを選択するものではなく、「関連して学ぶ科目群」を示すものです。
本学科では、これらのコースでの講義や演習を経て実習を行うことによって、学生が実践を通して自主的に問題探究能力を養っていけるよう力を入れています。 実習は、1年次からチーム医療を意識した早期の臨床体験実習が入り、2年次では基礎看護実習、3年次後期から4年次までに各領域別の看護実習を行います。さらに4年次では、看護学総合実習や看護研究を通して、これまでに学習した知識や技術を応用して、より高い課題を探求できる能力の開発を目指しています。
※ 現行カリキュラムは、令和2年度から令和4年度にかけて学科単位で年度別に改定されており、
入学年度によってコース構成図に違いがあります。
カリキュラム(R3年度以降の入学生)
カリキュラム(R2年度までの入学生)
大学生になると講義履修のスケジュールを自分自身で組立てます。そのときにお手伝いする講義案内がシラバスです。
講義の目標や内容、使用する教科書・参考図書、成績評価の方法などが記載されていて、 これをもとに皆さんは年間の講義スケジュールを組立てていきます。本学では、全履修科目に関するシラバスをWeb上に公開しています。
シラバスをのぞいてみましょう。〈電子シラバス〉
茨城県内を中心に、地域の医療・保健を担うさまざまな施設から看護学科の教育へのご貢献をいただいています。学生は臨床講師や教員のサポートを受けながら実践活動の中で学びを深めていきます。
また、本学は国内では数少ないリハビリテーション専門の付属病院を有する医療大学でもあります。恵まれた実習環境の中で看護専門職としての歩みをはじめていくことができるでしょう。
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